スイスへの入国にかかる各種措置について(10月12日更新)

2021/11/30

(概要)

● スイスへの入国にかかる措置には、スイス連邦移民庁が定める入国制限措置と、スイス連邦保健庁が定める検疫等の措置の2種類があります。

● 【入国制限】スイスは、シェンゲン協定加盟国や一部の国・地域から入国する場合などを除き、原則として外国からの入国を、長期滞在許可を保持する者・ワクチン接種完了者などに制限しています。また、懸念される変異株(オミクロン株)の発生を受けて、2021年11月26日以降、アフリカ南部からの航空便の乗り入れを禁止しました。詳細については以下1をご参照ください。

● 【日本からの入国】2021年9月27日以降、査証免除による日本からの入国(90日以内の観光目的を含む短期滞在)は、スイス滞在許可保持者、あるいは、ワクチン接種完了者、感染回復者及び16才未満の子供を除き認められません。

● 【一般的な入国にかかる検疫等の制限(日本は対象外、対象国・地域は以下1(2)参照)】2021年9月20日から、ワクチン接種完了者、感染回復者及び16才未満の子供を除く、スイスへの入国者に対して、(1)入国時の陰性証明(簡易抗原検査またはPCR検査)の提示、及び、(2)入国後4日から7日以内に再度の検査(有料)受検が義務付けられます。また、ワクチン接種完了者及び感染回復者を含む、全ての入国者に対し、陰性証明所持の有無に関わらず、入国フォーム(Swiss PLF)への登録が義務付けられます。
詳細については、以下2(1)及び(2)をご参照ください。

● 【オミクロン株発生国からの入国にかかる検疫等の強化】2021年11月26日以降,スイス連邦政府は、オミクロン株の発生を受けて、「懸念される変異株が発生している国・地域(countries with a variant of concern)」リストの更新を累次にわたり発表しています。これにより、当該国・地域からの全ての入国者に対しては、ワクチン接種及び感染回復者歴の有無にかかわらず、陰性証明の提示、入国フォーム(Swiss PLF)への登録、空港からの公共交通機関の利用禁止、入国後10日間の隔離及び州当局への報告、並びに、入国後4日目から7日目の間に再度PCR検査又は簡易抗原検査の受検・州当局への報告、が義務付けられます。同リストは今後も感染状況を踏まえて随時改訂される予定です。詳細については以下2(3)をご参照ください。

● 【日本からの入国にかかる検疫措置の更新】2021年11月30日、スイス連邦政府は「懸念される変異株が発生している国・地域(countries with a variant of concern)」リストの更新を発表し、日本は同リストの対象国に指定されました。これにより、日本からの入国者に対しても、ワクチン接種及び感染回復者歴の有無にかかわらず、上記検疫義務(陰性証明の提示、入国後10日間の隔離、入国後の再検査受検等)が義務付けられます。
(参考)スイス連邦政府発表
https://www.admin.ch/gov/en/start/documentation/media-releases.msg-id-85254.html

● 入国にかかる措置は随時変更されますので、スイス保健庁のトラベル・チェック(セルフチェック)で最新情報をご確認ください。

● スイスのコロナ証明書の効力を含め入国に関していかなる要件を課すかは各国入管当局の管轄事項であり、国によってワクチンに関する条件(有効期間、ワクチンの種類等)や入国にかかる検疫等の措置(隔離、入国登録、PCR検査等)が異なり、かつ随時変更される可能性がありますので、渡航先の入国要件等の最新情報をご確認ください。

(本文)

1. スイス連邦移民庁が定める入国制限措置
(1)スイス連邦移民庁は、(シェンゲン協定加盟国からの入国など国際約束に基づくもの及び一部の入国制限措置免除国・地域を除き)外国からの入国を原則として長期滞在許可保持者や不可欠な短期商用の目的等、あるいはワクチン接種完了者等に制限するという入国制限措置をとっています。2021年9月24日(金)、入国制限措置を免除する国・地域のリストが再度改訂され、これにより、2021年9月27日(月)以降、査証免除による日本からの入国(90日以内の観光目的を含む短期滞在)は、ワクチン接種完了者、感染回復者、滞在許可証所持者等を除き、認められなくなりました。

(2)以下に該当する場合は、通常の入国措置が適用されます。
(ア)以下の国籍者等(例)
• スイス国籍者
• スイスの滞在許可書を有する者
・(EU・EFTAにおける)移動の自由の権利を有するもの(有効なシェンゲン査証ないしシェンゲン加盟国の滞在許可を有するもの等)
・ワクチン接種完了者

(イ)以下のシェンゲン加盟国から直接入国する者
ベルギー、デンマーク、ドイツ、エストニア、フィンランド、フランス、ギリシャ、アイスランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、オーストリア、ポーランド、ポルトガル、スウェーデン、スロバキア、スロベニア、スペイン、チェコ、ハンガリー。

(ウ)その他の入国制限措置免除国・地域からの入国者
アンドラ、アルゼンチン、オーストラリア、バーレーン、ブルガリア、バチカン市国、アイルランド、ヨルダン、カナダ、チリ、コロンビア、クウェート、ペルー、ルワンダ、アラブ首長国連邦、カタール、クロアチア、マカオ、モナコ、ニュージーランド、ルーマニア、サンマリノ、サウジアラビア、韓国、台湾、キプロス、ウルグアイ。
(日本は9月27日以降は対象外)

(3)2021年11月26日以降、アフリカ南部の7カ国(ボツワナ、エスワティニ、レソト、モザンビーク、ナミビア、ジンバブエ、南アフリカ)からの全てのフライトは無制限に禁止されています。ただし、スイス国籍者及びこれらの国に居住しているスイスとリヒテンシュタインの居住許可を所持する者には例外が適用されます。


2. スイス入国に際しての検疫等の措置
(1)検査義務
●出発地及び入国手段を問わず、ワクチン接種完了者、感染回復者及び16才未満の子供を除き、全ての入国者に対して、(1)入国時の陰性証明(飛行機搭乗の72時間前以内に受検したPCR検査の陰性証明書もしくは搭乗の48時間前以内の簡易抗原検査(Antigenschnelltest))の提示、及び、(2)入国後4日から7日以内に再度の検査(有料)受検が義務付けられます。

●上記(2)の検査結果については、所管する州当局に対して2日間以内に報告する必要があります。

●(入国後の)抗原検査又はPCR検査の結果が再び陰性の場合は、7日後に検疫措置を終えることが可能です。検疫措置(自己隔離)の義務を遵守しない者に対しては、重大な違反の場合は最高1万フランの罰金を各州が科す場合がありますのでご注意ください。

●コロナ証明その他の有効な証明書により、ワクチン接種完了者または新型コロナウイルス感染症からの回復者であることを証明することが可能な者については、当該義務の対象外となります。

(2)入国フォーム登録義務
●ワクチン接種完了者及び感染回復者を含む、全ての入国者に対して、陰性証明所持の有無に関わらず、入国フォーム(Swiss PLF)への登録が義務付けられます。
●違反者に対しては100フランの罰金が科される可能性があります。

(3)「懸念される変異株が発生している国・地域(countries with a variant of concern)」

2021年11月26日,スイス連邦政府は、オミクロン株の発生を受けて、「懸念される変異株が発生している国・地域(countries with a variant of concern)」リストの更新を発表しました。これにより、当該国・地域からの全ての入国者に対しては、ワクチン接種及び感染回復者歴の有無にかかわらず、陰性証明の提示、入国フォーム(Swiss PLF)への登録、空港からの公共交通機関の利用禁止、入国後10日間の隔離及び州当局への報告、並びに、入国後4日目から7日目の間に再度PCR検査又は簡易抗原検査の受検・州当局への報告、が義務付けられます。
同リストは、27日、29日、30日と累次にわたり改訂されており、対象国は以下(ア)のとおりとなります。30日の改訂では、日本が同リストの対象国に指定されました。これにより、日本からの入国者に対しても、ワクチン接種及び感染回復者歴の有無にかかわらず、陰性証明の提示、入国フォーム(Swiss PLF)への登録、空港からの公共交通機関利用禁止、入国後10日間の隔離及び州当局への報告、並びに、入国後4日目から7日目の間に再度PCR検査又は簡易抗原検査の受検・州当局への報告、が義務付けられます。当該措置は即日有効です。同リストは今後も感染状況を踏まえて随時改訂される予定ですので、最新の情報を御確認願います。

(ア) 「懸念される変異株が発生している国・地域」リスト
(a)2021年11月30日0時より対象
日本、ポルトガル、カナダ、ナイジェリア
(b)2021年11月29日0時より対象
アンゴラ、豪州、デンマーク、ザンビア
(c)2021年11月27日20時より対象
エジプト、マラウイ、オランダ、チェコ、英国
(d)2021年11月25日20時より対象
ベルギー、ボツワナ、エスワティニ、香港、イスラエル、レソト、モザンビーク、ナミビア、ジンバブエ、南アフリカ

(イ)  措置(2021年11月26日より有効)
(a)16歳以上の場合、ワクチン接種及び感染回復者歴の有無にかかわらず、陰性証明(PCR検査もしくは簡易抗原検査(Antigen-Scnelltest))の提示義務が課せられます。
(b)全ての入国者は、子供を含め、ワクチン接種及び感染回復者歴の有無にかかわらず、入国フォーマットの登録に加え、空港からの公共交通機関の利用禁止、及び、10日間の隔離義務が課せられます。また、入国事実について州当局への報告が求められます。
(c)さらに、入国後、4日目から7日目の間に、2回目のPCR検査もしくは簡易抗原検査を受け、各州当局に検査結果及び入国フォーマット登録番号を報告する義務が課せられます。

(4)これらの措置は随時変更されますので、ご自身がどれに該当するかはスイス保健庁のトラベル・チェック(セルフチェック)で最新情報をご確認ください。

(参考)スイス連邦保健庁ホームページ:トラベル・チェック
https://travelcheck.admin.ch/home (独語、仏語、伊語、英語)
 
〇参考:連邦保健庁(BAG)ホームページ:懸念される変異株が蔓延する国リスト
https://www.bag.admin.ch/bag/de/home/krankheiten/ausbrueche-epidemien-pandemien/aktuelle-ausbrueche-epidemien/novel-cov/empfehlungen-fuer-reisende/liste.html

〇参考:スイス連邦保健庁ホームページ: PCR検査陰性証明の提示について
〇参考:スイス連邦保健庁ホームページ: 航空機での入国に関する規則について
〇参考:スイス連邦保健庁ホームページ: 自己隔離について
〇参考:スイス連邦保健庁ホームページ: 検疫措置及び各州連絡先について

3 なお、上記対象国は、今後、変更となる可能性があります。最新状況は以下のスイス連邦政府のホームページをご確認ください。
(参考)スイス連邦移民庁ホームページ:入国について
(参考)スイス連邦移民庁ホームページ:入国の条件について
(参考)スイス連邦保健庁ホームページ:入国について
(参考)スイス連邦保健庁ホームページ:航空機での入国に関する規則について

4 入国制限措置対象国を経由しての入国については、空港の国際線トランジットエリアから出ない限りスイスに入国することが可能です。
(参考)スイス連邦政府プレスリリース:第三国から空路で経由便を使って入国する場合の制限について

5 コロナ証明書について