日本とスイスが協力関係の強化と政策協議の深化に関する覚書に署名

平成22年7月5日
 

2010年7月5日、小松一郎駐スイス大使とペーター・マウラー・スイス連邦外務長官は、日本国外務省とスイス連邦外務省との間の協力関係を強化し、両国政府の間の様々なレベルでの政策協議を深化させることを内容とする覚書に署名した。

この文書は、多様な分野における日・スイス二国間の協力関係を強化し、1年前に本格化した両国外務省間の政策協議をより秩序だった構造のものとして対話を深化させるための枠組を定めるものである。協力の主要分野には、民主主義、法の支配、国際機関改革、軍縮・不拡散、人間の安全保障といったグローバルな視点に立った協力が含まれる。政策協議では、国際情勢及び二国間関係につき話し合う他、日・スイス協力関係の一層の拡充・強化の可能性につき検討が行われる。

日・スイス関係は、昨年の経済連携協定の発効を通じて益々緊密化してきており、署名式は、そのような良好な二国間関係を反映した親密かつ友好的な雰囲気の中で行われた。