ウルスラ・シュタイナー 前池坊スタディ・グループ・ベルン代表
平成23年9月7日
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2011年9月6日小松大使は、今年外務大臣表彰を受賞した池坊スタディ・グループ・ベルンの創設者で前代表のウルスラ・シュタイナー氏を大使公邸へ招待し、授賞式を行いました。
シュタイナー氏はフローリストとして長く経験を積む中で日本の生け花に興味を持つようになり、1986年に池坊に入門しそこで生け花の技術を学びました。1994年に池坊の教授資格を取得し、1996年に池坊スタディ・グループ・ベルンを立ち上げて自ら代表に就任し、生け花の教授活動を開始しました。設立から4年、同グループは正式に京都の池坊本部から認可されました。シュタイナー氏は、生け花の教授活動の他、スイス各地で数多くの生け花の展覧会を開催し、スイスでの生け花の普及に貢献しています。さらには、こうした活動を通じて、日本の文化・精神に対する理解をスイスで促進させることに大きく寄与しています。