当館広報文化センター下飼手所長がGINMAKU日本映画祭の開幕式に出席

平成30年5月23日
Ginmaku
司会進行をする主催者の松原美津紀氏
 2018年5月23日(水)、チューリッヒにある映画館Riffraffで行われたGINMAKU日本映画祭の開幕式に、当館から広報文化センター所長の下飼手が出席し、冒頭で祝辞を述べました。

 今回はオープニング上映作品として、2017年モスクワ映画祭で国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞する快挙をなし遂げた中川龍太郎監督作品『四月の永い夢(Summer Blooms)』が選ばれました。中川監督は特別ゲストとして本映画祭に招待され、拍手喝采を持って上映が終了した後は中川監督への質疑応答が行われました。その中では興味深い質問が飛び交い、また作品を高く評価する多くのコメントが寄せられました。

 今回で4回目を迎えるGINMAKU日本映画祭は、日スイス国交樹立150周年を迎えた2014年に産声を上げ、スイスにおいて日本映画のみを上映する唯一の映画祭です。毎年さまざまなジャンルの選りすぐられた新しい日本映画が上映され、多くの映画ファンを魅了しています。

 GINMAKU日本映画祭は5月27日(日)まで開催されています。詳しい上映作品やプログラムについては、GINMAKU日本映画祭のウェブサイトをご覧ください。
 
会場は多くの観客で満席となりました。
上映後に観客との質疑応答に応じる中川監督と主催者の松原氏1
上映後に観客との質疑応答に応じる中川監督と主催者の松原氏2
多くの方が来場し、大変好評を博していました。