白石大使の活動報告コメント:「ベルン市がウクライナの平和を祈る記念植樹」

令和4年5月17日
挨拶の様子
植樹式の様子
 5月6日にベルン市内の公園で行われた記念植樹式には、グラッフェンリート・ベルン市長、リビチェンコ・ウクライナ大使らが出席し、およそ100人のウクライナ系の住民の前で、菩提樹の木を1本植えました。菩提樹は平和と正義を象徴する木だそうです。

 植樹式には私のほか、ドイツ、フランス、ジョージアの大使らが出席しました。

 ウクライナ系の住民たちは、菩提樹を前に国歌を斉唱し、戦争で犠牲になった同胞の死を悼むとともに、一日も早い平和の到来を祈っていました。

 また、ウクライナの国旗の色である、青と黄色の花をつないだ手製のティアラを頭に付けた少女が、ウクライナの歌を独唱すると、その場にいたウクライナの人たちが合唱に加わり、連帯感の強さを見せていました。

 ウクライナ支援では、日本も国際社会の重要な一員として、支援を強化し、ウクライナ連帯を繰り返し強調していますが、この植樹式に出席して改めて、ウクライナの平和回復が早からんことを祈念した次第です。(5月11日記)