白石大使の活動報告コメント:「水墨画の世界にスイスの情趣を生かす」
令和4年5月19日




この墨絵展は、スイスの女性水墨画作家オレイニチャクさんと、そのお弟子さんたちの作品を展示したものです。はがき大の小品から掛け軸に仕立てた大きさまで、多様な作品が展示されていました。
古く中国から伝わった墨絵は、日本では水墨画と一般的に呼ばれているようですが、筆を使い紙に墨の濃淡を生かして描いた単色の絵と考えられています。線描とぼかしの技術を用いて、自然の風景である三水や動植物を描くのですが、展示された作品の中には、部分的に青色や赤色を加えて独特の味を出している墨絵もありました。
主催者のオレイニチャクさんは「墨絵の世界は、黒と白の対比を強調しながら、単純、簡潔の中に深遠、複雑さを表現しているように思います。自分の生徒にも自由で創造的な絵を描いてくださいと言っています」と語っています。
墨絵がスイスの人たちに愛され、新たな発展を遂げるよう祈ります。(5月13日記)
古く中国から伝わった墨絵は、日本では水墨画と一般的に呼ばれているようですが、筆を使い紙に墨の濃淡を生かして描いた単色の絵と考えられています。線描とぼかしの技術を用いて、自然の風景である三水や動植物を描くのですが、展示された作品の中には、部分的に青色や赤色を加えて独特の味を出している墨絵もありました。
主催者のオレイニチャクさんは「墨絵の世界は、黒と白の対比を強調しながら、単純、簡潔の中に深遠、複雑さを表現しているように思います。自分の生徒にも自由で創造的な絵を描いてくださいと言っています」と語っています。
墨絵がスイスの人たちに愛され、新たな発展を遂げるよう祈ります。(5月13日記)