白石大使の活動報告コメント:「アーレ川沿いのレストランで久々の歓談」

令和4年6月28日
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 6月18日の土曜日、ソロトゥルンのアーレ川沿いにあるレストランで開かれたスイス日本協会の年次総会は、コロナ禍前の日常への復帰を感じさせる、和やかでくつろいだ雰囲気の集まりでした。

 日差しの強い暑い日でしたが、参加者の皆さんはマスクなしで、総会前後のアペロと昼食を楽しんでいました。昼食会後にはガイドの先導で市内を歩き、中世の風情を残す古い街並みの美しさを堪能しているようでした。

 年次総会は議題の案件の一つとして、ハーグ会長の退任を了承するとともに、その後任としてシュワルツネッガー・チューリッヒ大学副学長を満場一致で選任しました。

 総会後、挨拶の機会を得た私は、ハーグ会長の長年の貢献と実績をたたえるとともに、退任後も日本・スイス両国の友好親善に御支援をいただけるようお願いしました。

 ハーグ会長には、2014年の日本・スイス国交樹立150周年の際、記念切手の発行などいろいろな記念行事で御協力いただいたこと、また、スイスで初めて日本の文楽公演を実現させていただいたことなどを改めて挨拶の中で紹介し、その労をねぎらいました。この場をお借りして改めて厚く御礼を申し上げます。

 後任会長のシュワルツネッガーさんは知日派としてこれまで幅広く活動してこられました。これからも両国の架け橋として御尽力いただけるようお願いいたします。(6月22日記)
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