白石大使の活動報告コメント:「スイス生まれの世界企業ネスレが注ぐ日本への熱い視線」
令和4年8月30日


世界的な食品・飲料メーカーであるネスレ本社はレマン湖を臨む高台にありました。周辺にはブドウ畑が広がっています。見るからに明るく、緑が豊かで、空気のきれいな素晴らしい環境でした。食の健康を第一とするネスレの本社にふさわしい雰囲気があります。
ネスレは創業から150年以上の歴史を誇ります。創業者のアンリ・ネスレは、1866年、新鮮な牛乳を原料に保存が利く練乳を作る会社を作り、翌年には乳児用の製品を開発しました。それが、ネスレの原点になりました。
以後、買収による規模拡大、多角化に力を入れ、現在では世界全体で27万人を超える従業員、79か国354工場を有する巨大企業として業界をリードしています。日本にも拠点を置き、アジア地域の中核としてビジネスを展開しています。
乳製品のほか、ミネラルウォーター、コーヒー、ベビーフード、アイスクリームなど2000以上の商品(ネスレ以外のブランドを含む)を186か国で販売しているそうです。私自身、ネスレと聞いて思い浮かべるのは、まず粉末コーヒーです。中学から高校生時代にかけて、勉強の際の眠気防止にコーヒーをお湯に溶いて飲みました。
ネスレ本社の中に商品を並べたコーナーがありましたが、長い廊下の両側に数え切れないほどのブランドが並んでいました。「私たちは、人が生まれたときから老いるまで、人生のすべての行路で必要とされる食品・飲料をつくっています」と、説明役のアンドリーブ氏(アジア・オセアニア・アフリカ地域マネージャー)が語っていましたが、決して誇張ではないと思いました。
また、同席したホッグ氏(同地域広報担当責任者)は、ネスレに入社する前、イギリス公共放送(BBC)の記者として在日経験があるそうですが、ネスレ日本の存在の重要性を強調していました。ネスレ日本がつくる商品の質の高さ、製造管理がネスレグループの中で世界標準としてお手本にされているが、それは日本の消費者の厳しい目、多様な好み、健康志向がネスレ日本の品質管理、製品開発に役立っているからだといいます。
ネスレ本社の視察で、日本とスイスの、食を通じての交流の深さの一端を知ることができました。(8月29日記)
ネスレは創業から150年以上の歴史を誇ります。創業者のアンリ・ネスレは、1866年、新鮮な牛乳を原料に保存が利く練乳を作る会社を作り、翌年には乳児用の製品を開発しました。それが、ネスレの原点になりました。
以後、買収による規模拡大、多角化に力を入れ、現在では世界全体で27万人を超える従業員、79か国354工場を有する巨大企業として業界をリードしています。日本にも拠点を置き、アジア地域の中核としてビジネスを展開しています。
乳製品のほか、ミネラルウォーター、コーヒー、ベビーフード、アイスクリームなど2000以上の商品(ネスレ以外のブランドを含む)を186か国で販売しているそうです。私自身、ネスレと聞いて思い浮かべるのは、まず粉末コーヒーです。中学から高校生時代にかけて、勉強の際の眠気防止にコーヒーをお湯に溶いて飲みました。
ネスレ本社の中に商品を並べたコーナーがありましたが、長い廊下の両側に数え切れないほどのブランドが並んでいました。「私たちは、人が生まれたときから老いるまで、人生のすべての行路で必要とされる食品・飲料をつくっています」と、説明役のアンドリーブ氏(アジア・オセアニア・アフリカ地域マネージャー)が語っていましたが、決して誇張ではないと思いました。
また、同席したホッグ氏(同地域広報担当責任者)は、ネスレに入社する前、イギリス公共放送(BBC)の記者として在日経験があるそうですが、ネスレ日本の存在の重要性を強調していました。ネスレ日本がつくる商品の質の高さ、製造管理がネスレグループの中で世界標準としてお手本にされているが、それは日本の消費者の厳しい目、多様な好み、健康志向がネスレ日本の品質管理、製品開発に役立っているからだといいます。
ネスレ本社の視察で、日本とスイスの、食を通じての交流の深さの一端を知ることができました。(8月29日記)