白石大使の活動報告コメント:「日本の織り、その多彩な技術を見せる展覧会に感動」

令和4年9月12日
白石大使の活動報告コメント:「日本の織り、その多彩な技術を見せる展覧会に感動」
白石大使の活動報告コメント:「日本の織り、その多彩な技術を見せる展覧会に感動」
9月4日、ヴィールの日本祭りの帰りに、近くのザンクトガレン繊維博物館に立ち寄りました。この博物館は、中世から現在に至るスイス繊維産業に焦点を当て、織機や布、糸などを幅広く展示しています。
 
ちょうど繊維博物館では、日本の染色の専門家で、多彩な布を使った作品を世界に発信している須藤玲子さんの特別展が開かれており、ルーツパイカー館長の案内でじっくり鑑賞することができました。
 
須藤さんは、日本の木綿、絹、あるいは化学繊維など、様々な素材を利用して独特の色彩、感触を持つ作品を送り出していますが、その一端を見せていただきました。スイスの人々も日本の「布」の持つ魅力を十二分に堪能できたのではないかと思います。(9月9日記)