白石大使の活動報告コメント:「雅(みやび)と幽玄の世界に誘う雅楽公演」
令和4年9月28日
9月24日夕、ベルンの日本大使館で、「北之台雅楽アンサンブル」による雅楽公演が行われました。この雅楽グループは、雅楽を通しての青少年育成、国際交流などを目的に1982年に発足したといいます。日本国内のほか海外でも活動を続け、今回はスイス・パリ雅楽公演のツアーの一環としてベルンに立ち寄りました。
チューリッヒでの2日間の公演後、ベルン入りし、翌々日にはジュネーブ、それに続いてパリでの日程があります。24日は大使館の多目的ホールを会場に見立てて舞台をしつらえ、観客の目の前で雅楽を演じてもらいました。
楽団員は総勢20人ほどで、楽士と演者に分かれて、まずは雅楽の演奏、次いで舞を披露しました。演舞に先立って、雅楽の歴史について、中国からの渡来、様々なアジア文化の影響など、背景説明があり、それに続いて、雅楽で使われる笙、ひちりき、龍笛といった見慣れない楽器の紹介と実際の音出しが行われ、観客の理解を助けました。
管絃は越殿楽(えてんらく)、舞楽は萬歳楽(まんざいらく)が主たる演目でしたが、ホールいっぱいに響き渡る楽器の音、優美な舞に、観客は日本の美を感じ取ったことでしょう。北之台雅楽アンサンブルの皆さん、ありがとうございました。(9月28日記)
チューリッヒでの2日間の公演後、ベルン入りし、翌々日にはジュネーブ、それに続いてパリでの日程があります。24日は大使館の多目的ホールを会場に見立てて舞台をしつらえ、観客の目の前で雅楽を演じてもらいました。
楽団員は総勢20人ほどで、楽士と演者に分かれて、まずは雅楽の演奏、次いで舞を披露しました。演舞に先立って、雅楽の歴史について、中国からの渡来、様々なアジア文化の影響など、背景説明があり、それに続いて、雅楽で使われる笙、ひちりき、龍笛といった見慣れない楽器の紹介と実際の音出しが行われ、観客の理解を助けました。
管絃は越殿楽(えてんらく)、舞楽は萬歳楽(まんざいらく)が主たる演目でしたが、ホールいっぱいに響き渡る楽器の音、優美な舞に、観客は日本の美を感じ取ったことでしょう。北之台雅楽アンサンブルの皆さん、ありがとうございました。(9月28日記)

