外務大臣表彰の発表(2024年2月6日)
令和6年2月6日
1864年2月6日、日本とスイスの間で修好通商条約が締結され、両国の交流が始まりました。それから160年となる2024年2月6日、この記念すべき日に、日・スイスの相互理解の促進に大きく貢献したスイス国内の以下の個人・団体が外務大臣表彰を受賞することが決定しました。
●安東一郎 グリンデルワルト日本語観光案内所所長
●安東康代 グリンデルワルト日本語観光案内所副所長
グリンデルワルト村と長野県安曇村(現・松本市)のとの姉妹都市交流に長年尽力されたほか、同村と新潟県妙高市とツェルマットの交流等にも協力。日・スイス間の自治体交流の推進に大きく貢献されました。
●ベルン歴史博物館
ベルン歴史博物館は、歴史的価値の高い日本関係所蔵品を多数所蔵。2019年以降、日本大使館及びベルン日本人会と協力し大規模な日本祭りを実施。スイスの人々に日本の歴史・文化に触れる機会を提供し、両国間の相互理解の促進に寄与しました。
●スイス日本青少年交流協会
大阪市とバーゼルラント州の間では、1984年から中学生の交流事業が行われています。スイス日本青少年交流協会は、この交流活動のスイス側の実施主体であり、長年にわたり、日・スイスの若年層の相互理解の促進、国際感覚の涵養に多大な貢献を行ってきました。
●アリアナ美術館
陶器とガラスを専門とする美術館として、17~20世紀の日本陶器コレクション約800点を所蔵。創設者のギュスタヴ・ルヴィリオ氏が、品川寺の梵鐘を購入し美術館の庭園に設置したことがきっかけとなり、今日まで続く品川区・ジュネーブ市の友好関係に発展。これまでに実施した数多くの日本文化紹介事業を通じて、両国の相互理解促進に貢献されました。
●バウアー東洋美術館
スイスで数少ない極東アジア美術専門の美術館として、1964年に設立。定期的に日本美術の特別展を開催しており、スイスで一般公開されている日本美術品としては最大のコレクションを所蔵。領事事務所と協力し、これまで数多くの日本文化紹介事業を実施しており、日・スイスの相互理解の促進や文化事業の振興に貢献されました。
●マルタン・ボドメール財団
世界の文学・人類史の書物専門の図書館兼美術館として、1971年に設立され、2015年にはユネスコ世界の記憶事業に登録。常設展では、日本美術品として歴史的価値の高い源氏物語や竹取物語の写本等を展示。例年、数多くの日本文化紹介事業を実施しており、両国の相互理解の促進や文化広報に貢献されました。
外務大臣表彰は、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。
在スイス日本国大使館及び在ジュネーブ領事事務所は、上記の方々、団体による御貢献及び御協力に改めて感謝申し上げるとともに、外務大臣表彰の受賞に心からお祝い申し上げます。
●安東一郎 グリンデルワルト日本語観光案内所所長
●安東康代 グリンデルワルト日本語観光案内所副所長
グリンデルワルト村と長野県安曇村(現・松本市)のとの姉妹都市交流に長年尽力されたほか、同村と新潟県妙高市とツェルマットの交流等にも協力。日・スイス間の自治体交流の推進に大きく貢献されました。
●ベルン歴史博物館
ベルン歴史博物館は、歴史的価値の高い日本関係所蔵品を多数所蔵。2019年以降、日本大使館及びベルン日本人会と協力し大規模な日本祭りを実施。スイスの人々に日本の歴史・文化に触れる機会を提供し、両国間の相互理解の促進に寄与しました。
●スイス日本青少年交流協会
大阪市とバーゼルラント州の間では、1984年から中学生の交流事業が行われています。スイス日本青少年交流協会は、この交流活動のスイス側の実施主体であり、長年にわたり、日・スイスの若年層の相互理解の促進、国際感覚の涵養に多大な貢献を行ってきました。
●アリアナ美術館
陶器とガラスを専門とする美術館として、17~20世紀の日本陶器コレクション約800点を所蔵。創設者のギュスタヴ・ルヴィリオ氏が、品川寺の梵鐘を購入し美術館の庭園に設置したことがきっかけとなり、今日まで続く品川区・ジュネーブ市の友好関係に発展。これまでに実施した数多くの日本文化紹介事業を通じて、両国の相互理解促進に貢献されました。
●バウアー東洋美術館
スイスで数少ない極東アジア美術専門の美術館として、1964年に設立。定期的に日本美術の特別展を開催しており、スイスで一般公開されている日本美術品としては最大のコレクションを所蔵。領事事務所と協力し、これまで数多くの日本文化紹介事業を実施しており、日・スイスの相互理解の促進や文化事業の振興に貢献されました。
●マルタン・ボドメール財団
世界の文学・人類史の書物専門の図書館兼美術館として、1971年に設立され、2015年にはユネスコ世界の記憶事業に登録。常設展では、日本美術品として歴史的価値の高い源氏物語や竹取物語の写本等を展示。例年、数多くの日本文化紹介事業を実施しており、両国の相互理解の促進や文化広報に貢献されました。
外務大臣表彰は、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。
在スイス日本国大使館及び在ジュネーブ領事事務所は、上記の方々、団体による御貢献及び御協力に改めて感謝申し上げるとともに、外務大臣表彰の受賞に心からお祝い申し上げます。