「日本美術に見る動物」展- ベルン歴史博物館所有の日本の美術品の一部を当館広報文化センターで展示中です

令和6年6月6日
広報文化センター内のショーケースに展示されているベルン歴史博物館から借用した美術品の数々(写真:JICC)
ベルン歴史博物館所蔵の日本コレクション  (写真:JICC) ベルン歴史博物館所蔵の日本コレクション(写真:JICC)
 5月29日から、当館広報文化センターにて、「日本美術に見る動物」をテーマに、ベルン歴史博物館が所有する日本の美術品を展示中です。
 
 南北に伸びる日本列島には多種多様な動物が生息しており、日本で美術品や工芸品に描かれる動物の描写は、日本における長い伝統となっています。宗教的、哲学的なものから日常的なものまで、日本文化には動物の描写が見られます。酒器に描かれた伊勢海老やニホンザルの顔を模った日本刀の鍔、蝶があしらわれた漆の香箱など、同博物館の民俗学コレクションから借用している美術品の数々は、日本における動物世界の多様性と、日本での人間と動物の関係性の多様な形態と側面を示しています。
 
 このベルン歴史博物館が所有する日本の古美術品は、現在、当館広報文化センター1階にて展示中です。開館中はいつでも無料でご覧いただけます。
ベルン歴史博物館所蔵の日本コレクション(写真:JICC)