第2回「日スイス発酵食品シンポジウム」の開催

令和8年9月30日
飯島大使の開会挨拶
飯島大使の開会挨拶
ETH Zürich Nyström教授の挨拶
小笠原教授による紹介
Vaucher博士による紹介
 9月11日、飯島大使は、チューリッヒ工科大学で開催されたシンポジウム「The Power of Fermentation: Japan’s Tradition and Science in Switzerland」の第2回会合に出席し、開会の挨拶を行いました。長岡技術科学大学が主催し、チューリッヒ工科大学食品生化学研究室(Laboratory of Food Biochemistry, ETH Zürich)及び当館が共催として加わった本シンポジウムには、日本・スイス両国の研究者や飲食業界関係者100名超が参加し、日本酒や味噌、ワインやチーズなどの発酵食品に関する最新の研究成果等が披露されました。

The 2nd "The Power of Fermentation": Japan's Tradition and Science in Switzerland 
 
 開会挨拶において飯島大使からは、日本人とスイス人が、勤勉さ、倹約、法令遵守の精神など、多くの共通点を有していることに加え、両国はそれぞれの食文化を含む伝統の継承と発展を重んじており、発酵食品はその好例であること等を紹介しました。

 シンポジウムでは、チューリッヒ工科大学からニストローム教授(Prof. Nyström)の挨拶、つづいて長岡技術科学大学の小笠原教授と同大学研究プロジェクトのスイス拠点であるCOI-NEXT Switzerlandのボッシェ博士(Dr. Vaucher)より日スイスの講演者が紹介されました。日本の発酵食品に関する講演では、発酵デザイナーの小倉氏及び崇城大学の福﨑教授が、スイスに関する講演では、Wiedikojiのリッチ博士(Dr. Ricci)とゴルトヒルシュ博士(Dr. Goldhirsch)、チューリッヒ工科大学のボクリチ教授(Prof. Bokulich)が、それぞれ両国発酵食品の文化や研究についてスライドを使いながら興味深い解説を行いました。
 
小倉氏による講演(上)、福﨑教授による講演(下)
Ricci博士とGoldhirsch博士による講演(上)、Bokulich教授による講演(下)
シンポジウム会場全体の様子
箏曲の演奏(林師匠(生田流)、Schmid女史)(開会前)
山口教授による乾杯挨拶
ネットワーク・アペロの様子
 シンポジウム後、チューリッヒ工科大学の別棟にて、参加者のネットワーク・アペロが行われました。この集まりでは、山口長岡技術科学大学教授による乾杯挨拶の後、発酵食品(日本酒、味噌、みりん、焼酎)や長岡名産の米を使ったおにぎりや米菓が提供され、多くの参加者に発酵食品を含む日本食品を実際に経験してもらう場となりました。
ベルン歴史博物館の日本祭りにおける日本米と発酵食品のブース展示の様子
ベルン歴史博物館の日本祭りにおける日本米と発酵食品のブース展示の様子
 また、翌12日及び13日にベルン歴史博物館で開催されたベルン日本祭り(当館協力)においても、長岡市および長岡技術科学大学による展示ブースが設けられ、来場した多くのスイスの人々に日本の米と発酵食品の魅力を伝える機会となりました。