大使よりご挨拶

令和8年1月5日
飯島大使
 皆様はじめまして。昨年10月に駐スイス大使に着任致しました飯島俊郎です。日本とスイス連邦との関係に加え、リヒテンシュタイン公国との関係も担当致します。スイスには2000年代初めの3年間、ジュネーブの国際機関日本政府代表部に勤務した経験がありますが、二国間の関係を担う在スイス日本大使館での仕事は初めてとなります。どうぞ宜しくお願い致します。

 日本とスイスは、江戸時代末期の1864年に修好通商条約を締結し、以来、伝統的に良好な関係を維持しています。これまで両国の間では様々な交流が続いていますが、国交樹立160周年を迎えた一昨年には年間を通して両国で様々な記念イベントが実施されたほか、アムヘルト大統領(当時)が日本を公式訪問されました。さらに昨年の大阪・関西万博においてスイス館は独特な建築やスイスの高いイノベーションを示す展示、公式マスコットがハイジであったことなどから大変高い人気を博し、多くの方々がスイスへの親しみを新たにする機会ともなりました。

 日スイス両国の相互の関心がさらに高まっているこの時期にスイスで仕事をする機会が得られましたことを大変光栄に思っております。自由、民主主義、基本的人権の尊重、法の支配といった普遍的価値を共有するパートナーであるスイスとの間で、様々な分野での協力関係を一層促進できるよう尽力していく所存です。

 また、今年は、日本とリヒテンシュタインが外交関係を樹立してから30周年の節目にあたります。当館が所在するベルンからリヒテンシュタインの首都ファドゥーツまでは車で約3時間の距離ですが、国交30周年を記念する様々な行事が予定される本年、私も含めて当館関係者がベルン=ファドゥーツ間を往復する予定でおります。この機会に多くの方々が日本とリヒテンシュタインとの交流を深められることを祈念しております。

 スイスやリヒテンシュタインを訪れ、或いはこれらの国に在住されている日本人の皆様にとって、当館は安心して相談していただける場所でありたいと願っております。ご質問やご相談がありましたら、ご遠慮なく大使館までご連絡ください。

 皆様とスイス・リヒテンシュタインとの関係が素晴らしいものとなるよう大使館として貢献出来れば幸いです。


2026年1月
駐スイス特命全権大使
飯島 俊郎