ハンス・ビャーネ・トムセン教授による浮世絵講演会を実施しました。

令和5年3月3日
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 2月24日(金)、当館広報文化センターにおいて、特別展「浮世絵」のサイドイベントとして、チューリッヒ大学東洋美術史科のハンス・ビャーネ・トムセン教授をお迎えし、浮世絵に関する講演会を実施しました。
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 トムセン教授は講演の中で、江戸時代の日本の伝統である錦絵を紹介した後、その伝統が現代にどのように継承されてきたか、また、現在展示中の作品の中からいくつかの例を挙げ、江戸時代のオリジナル版との比較についてお話しいただきました。最後に、質疑応答の時間を設け、参加者の皆さまから多く質問が寄せられました。

 講演会の後、参加者の皆さまに展示を鑑賞いただき、また、講師や他の参加者の皆さまと交流いただける時間を設け、盛況のうちにイベントは終了しました。
 
特別展「浮世絵」は、3月31日(金)まで開催しています。詳しくは、こちらのページをご覧ください。多くの方のご来館をお待ちしています。