日本・スイス国交樹立150周年記念ロゴの決定について
2013年4月10日
在スイス日本国大使館
日本とスイスは,2014年に国交樹立150周年を迎えます。この記念の年に,両国間で様々な交流事業が実施されることにより,両国の持つ共通性が再認識され,友好の絆が更に深まり,文化交流がより盛んになることが期待されます。両国にて,これらの記念事業に使用する公式ロゴを共同で公募したところ,230点を超える応募がありました。厳正な審査の結果,スイス人グラフィックデザイナーのフランチェスカ・ポッロ(Francesca Porro)さんの作品を公式ロゴとして決定しました。
First Prize: Ms. FRANCESCA PORRO (Zurich)
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日本とスイスの国旗が曲線で結ばれ,その横に150の文字。これが,来年の日・スイス国交樹立150周年の公式ロゴです。ティチーノ州出身のスイス人グラフィックデザイナー,フランチェスカ・ポッロさんの作品が,合計232点の応募の中から選ばれました。ロゴの公募は,日本とスイス両国にて同時に行われ,2012年10月1日から11月30日の期間中に,日本で136点,スイスで96点の応募がありました。
この中から,日本外務省,スイス連邦外務省,在スイス日本国大使館,在日スイス大使館,日本人及びスイス人の外部専門家による厳正な審査の結果,ポッロさんの作品が選定されました。このロゴは,記念であることがはっきり分かるグラフィックであり,両国の絆と喜びをよく表しています。このロゴは2カ国語で書かれており,様々な言語のコンビネーション(日独,日仏,日伊,日英)で使用することができます。大きさも2種類のバリエーションがあります。
<最終審査結果>
第1位
フランチェスカ・ポッロ(グラフィックデザイナー,37歳,チューリッヒ在住)
(賞金1000フラン)
第2位(同点で2作品)
- 小山りさき(デザイナー,31歳),齊藤智法(アートディレクター・デザイナー,28歳),澤田翔平(アートディレクター・デザイナー,27歳)東京在住
(賞金500フラン) - オリビア・マイチトリー(グラフィックデザイナー,46歳,シオン在住)
(賞金500フラン)
特別賞
- ジェラルディーネ・ハーン(グラフィカー,25歳,ローザンヌ在住)
- 藤村誠(グラフィックデザイナー,57歳,東京在住)
- 大塚浩之(グラフィックデザイナー,51歳,東京在住)
賞金総額2000フランは,サカエ・シュトゥンツィ基金から提供されます。
第1位に輝いたロゴは,これから日・スイス両国で行われるすべての記念事業を,常に笑顔で見守ってくれます。記念事業は,二国間の人的交流,文化面,経済面,学術面等の関係を深化させることに資するものであり,事業の主催者は,記念事業としての認定を申請することができます。記念事業として認定されると,その広報活動において,公式ロゴを使用することができます。こうした事業認定申請についての詳細は近く発表いたします。
お問い合わせ:
在スイス日本国大使館 広報文化センター
Tel: +41-(0)31-305 1570
E-Mail: jicc@br.mofa.go.jp
Second Prize (shared)
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Ms. RISAKI KOYAMA,
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Mr. OLIVIER MEICHTRY |
Prizes of Excellence
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Ms. GÉRALDINE HAHN |
Mr. MAKOTO FUJIMURA |
Mr. HIROYUKI OTSUKA |