日・スイス国交樹立160周年

令和7年3月5日
英語 / English

 

概要

日・スイス国交樹立160周年概要[PDF - 3MB]



 

日・スイス国交樹立160周年記念事業カレンダー

イベントカレンダー

大使のメッセージ

駐スイス日本大使
藤山 美典
 
  駐日スイス大使
アンドレアス・バオム
 
Ambassador Fujiyama   Ambassador Baum
 

日本とスイスは過去160年にわたり、豊かで活力ある関係を築きあげてきており、今日、日本にとってスイスは、自由、民主主義、基本的人権の尊重、法の支配といった普遍的価値を共有する重要なパートナーとなっています。両国は、2023年から2024年にかけて、国連安全保障理事会において、非常任理事国として地球規模の課題に対し共同して取り組むなど、国際場裏の様々な場面で緊密に協力しています。両国の政府や議会の首脳やハイレベルの代表による会合や交流も非常に活発に行われており、ビジネス、学術、科学技術、文化、人的交流の分野での協力関係も着実に拡がっています。また、地方自治体レベルでは、両国間で姉妹都市関係を構築している自治体が17組にも上っています。こうした中、皆様とともに160周年を迎えられることを大変喜ばしく思い、2024年以降の将来に向けて、このような両国の緊密な結びつきが一層強化されることを大いに期待しています。

   

我が国スイスが日本との国交樹立160周年を迎えることができて大変嬉しく思います。精密さや創造力から、自然を愛する気持ちや多国間主義への貢献まで、私たちは多くを共有しています。開拓者精神あふれるスイスの時計製造業者たちのおかげで、私たちの二国間関係が始まりました。彼らは革新的な自社製品の新たな市場を求めて日本にやってきましたが、それが1864年の修好通商条約締結に結びつきました。今日でも、起業家精神と交易は両国の絆の要となっています。近年では、スイスの対アジア輸出において最強のけん引役となっているのは日本です。日本国内ではスイス企業の進出が続き、スイスは対日投資国の中で8位を占めています。さらに、両国の友情は広がり続けています。活発な文化的・人的交流に加えて、新たなスイス公館が大阪と九州に誕生し、まもなく北海道にも開設されますが、これらはすべて両国関係の力強さの証です。2025年大阪・関西万博に向けたVitality.Swissという私たちの広報外交プログラムは、持続可能性、健康、イノベーションに焦点を当てながら、我々両国の多様で幅広い関係を取り上げています。この記念の年を共にお祝いしましょう!

2023年11月   2023年11月


 

ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング(NZZ)紙への上川陽子外務大臣寄稿(2023年12月13日付)

桜とエーデルワイス:日本とスイスの長きにわたる友好関係

日・スイス国交樹立160周年記念ロゴマーク発表


日・スイス国交樹立160周年記念ロゴマーク


2024年は、日本とスイスの国交樹立160周年に当たります。この記念の年に両国で各種交流事業を実施し、両国間の関係を更に発展させる契機とするため、日・スイス国交樹立160周年記念行事で使用するロゴマークの公募を行いました。

藤山美典駐スイス日本大使、アンドレアス・バオム駐日スイス大使、及び日・スイスの外務省代表が審査員を務め、224点にのぼる応募の中から、スイス・フリブール州在住アントニ・シェルブァンさんの作品が選ばれました。ロゴマークは両国の国旗、両国を象徴する桜とエーデルワイスを組み合わせた、両国の連携を反映するものです。

シェルブァンさんは、「日本の桜とスイスのエーデルワイスは、根気良さ、美、愛という両国が共有する価値を表しています。これらの花は、両国の強さや一瞬の友情の大切さを反映しています。日本とスイスは、共に困難を乗り越え、これらの花が象徴するような協力の花を咲かせています」とデザインの意図を説明しました。

ロゴマークは、2024年を通じて、周年事業に関する活動のあらゆる場面で使用されます。「日・スイス国交樹立160周年」に認定された事業は、各事業の広報媒体に、「日・スイス国交樹立160周年記念事業」の名称をロゴマークとともに使用することができます。

ロゴはカラー及び白黒が用意されております。事業認定申請については、こちらをご覧ください。

事業認定

日・スイス外交関係樹立160周年記念事業認定申請

申請の受付は終了しました。

日・スイス国交樹立160周年記念パンフレット

日・スイス国交樹立160周年記念パンフレットのダウンロード
 
160 Years Anniversary Pamphlet